微分(2)
つづき
関数
- 秒数を
- ボールが落下する距離を
とした場合、との関係は
という式になる。
このような、の値にともなっての値が決まる対応関係のことを関数という。
導関数
落下距離を求める関数から、秒後の瞬間の速度を求める。
- 秒後から秒過ぎたときの距離を求める
- 距離÷時間で速度を求める
\begin{align} a秒後の距離&=(x+a)秒後の落下距離-x秒後の落下距離\\ &=5(x+a)^2-5x^2\\ &=5(x^2+2ax+a^2)-5x^2\\ &=5x^2+10ax+5a^2-5x^2\\ &=10ax+5a^2 \end{align}
\begin{align} a秒後の時間&=a \end{align}
\begin{align} 距離\div時間&=(10ax+5a^2)\div a\\ &=10x+a \end{align}
aを限りなく0に近づける
秒後の瞬間の速度は、秒速メートルになる。
これで新しい関数 が得られた。
これを の導関数という。