たかまるの雑記

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微分(1)

Newton 2018年11月号の微分のところを読んだので、まとめてみる。

微分とは

  1. 瞬間の度合いを求める
  2. 導関数を求める
  3. 接線の傾きを求める

微分は英語でdifferential


1.瞬間の度合いを求める

高い場所からボールを落とす。
手を離してからx秒後に5x^2メートル落下するとしたとき
1秒後には5メートル落下する。(5\times1^2=5

1秒間で5メートル進むとき、秒速5メートルになるが、
落下速度は加速するため、秒速5メートルは、平均の速度、ということになる。

手を離してから1秒後の瞬間の速度を求めるにはどうすれば良いか。
ここで微分を使う。

  • x秒間で5x^2メートル落下する
  • 1秒後からさらにa秒が過ぎた時の時間は、1+a

このときの落下距離は、5(1+a)^2
=5\times(1+a+a+a^2)=5\times(a^2+2a+1)=5a^2+10a+5

ここから1秒後の落下距離の5メートルを引くと、a秒が過ぎたときの距離が求まる。

(5a^2+10a+5)-5=5a^2+10a

速度は、距離÷時間なので (5a^2+10a)\div a=5a+10

ここでaを0に限りなく近づける(極限をとる)と
\lim_{a\to0}\;5a+10\; →\; 0+10=10

1秒後の瞬間の速度は、秒速10メートル



なるほど。
わかったようなきはするけど、使うイメージはわかない。
こういうものだということにして次に進もう。

次は導関数。 また今度まとめてみよう。

ちなみに、Wikipediaだと、「函数」になってた。 別のページに『ウィキペディアではしばしば「函数」と「関数」を互いに書き換える編集合戦が発生しています。』とあった。 おもしろいね。